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超音波を用いた腹部検査は被曝せずに身体への負担が少ない
福住内科クリニックではお腹の検査をする際、身体に超音波を当てて臓器の状態を確認する腹部超音波検査を実施しています。エコー検査とも呼ばれており、超音波を体内の臓器に当てることによって、見落としやすい病変や疾患を発見する検査です。
超音波は耳では聞き取れない高周波の音であるため、体に悪影響を与えず繰り返し検査を行える利点があります。従来のレントゲンやCTのように放射線を用いないため、被曝による健康リスクへの不安がない安全性の高い検査として普及している検査方法です。
超音波自体には痛みや不快感がないため、腹痛時にも患者さんに苦痛を与えることなく負担のない検査が行えます。病気の自覚症状がほとんど表れない肝臓や膵臓検査などに幅広く用いられており、主に臓器や血管、甲状腺などのがん検診の際に使用される検査方法です。
超音波は短時間でデータを採取することができるため、時短かつ精密な検査を行なうのに優れた効果を発揮します。血液検査や術後の経過観察でも用いられるケースがあり、超音波を臓器に当てることでわずかな病変や形状を確認することが可能です。
注意点として、超音波は臓器観察と検査を目的とする技術であるため、検査前日の飲食に制限をかけることがあります。臓器が委縮したり消化管ガスが発生により、正確なデータを採取することができなくなるのを防ぐためです。生活習慣病などを理由に普段から服薬している方は、専門医の判断で検査の有無を決定するため、腹部超音波検査を希望される方は一度ご相談ください。